リユース(装置の改良)Ⅱ

大阪駅徒歩5分、東梅田にあります子供(小児)の歯列矯正を専門とする機能矯正曽我歯科です、よろしくお願いします。機能矯正曽我歯科のオリジナル装置の特徴の一つは上下が一体になっている事です。子供さんの混合歯列期(乳歯と永久歯が歯え変わる時期でお口の中に乳歯永久歯が混在している時期とも言えます)はとても不安定です。奥歯の咬んでいる位置が時期、年齢や歯え変わる順番などで変化します、成人歯列ではありえない動き方をします。しかし、いつまでも不安定ではなく徐々に安定していき、やがて個人個人が作り上げた成人歯列になって安定します。機能矯正曽我歯科のオリジナル装置は上下の歯並びを同時に治せるのが特徴ですがリユース(装置の改良)はオリジナル装置に更にオリジナル性を持たせる治療法の一部です。最近は口腔内カメラが進歩して歯並びやその周りの組織をスキャンして正確に再現できるようになりました。装置を改良するためには作業用の模型がどうしても必要です、スキャンしたデータを3Dプリンターで作業用の模型を作るには相当の時間が必要です。お口の中の情報(3D)を正確につかめたのに模型にする際に情報量が減っては意味がありません。故に機能矯正曽我歯科では従来のアルジネート印象でお口を再現して石膏をそこに注入して作業用模型を作ります。1時間もあれば模型が咬合器について作業が開始できます。カメラでお口を撮影すれば型取りが無くなりますが、技術的にもう少し時間が必要です。今のところ型取りの負担を全て取り除く事は出来ませんが型取りに使うトレーも自家製で、なるたけ気持ちが悪くならない様に作成されています。多くのお子さんから「前の型取り(既製品での型取り)より楽だった」と言ってもらっております。石膏で作った模型はほど良い硬さがあるのでエポキシ樹脂と違って作業がしやすのでたとえ3Dプリンターの精度が増しても作業性は劣るのではないかと思っております。石膏で作った作業用模型は精度が高いので装置を分解して再製するリユース(装置の改良)には最適です。現状のお口の再現性が高いので再製された装置は郵送で御自宅にお届けします、たまに装置があわなくて御来院して頂きますがほぼ問題ありません。模型を比較するのにも便利で、不安定なお子さんの歯並びが安定に向かうように前後を比較するのに便利です。